2017年04月07日

プロ アマ雑感・・

プロとアマ 最近はいろいろな要因もあって関係や環境も変わりつつあるようにも思う。
ボクシングではなくて、野球やサッカー その他 チーム競技 個人競技を問わずプロ化が進みつつあり 特に五輪系の競技では明確なプロ アマの線引きが見受けられない様に思います。

日本では、企業に属したり(実業団)の様な形態で アマでそれなりの収入もありながら競技を続けられたりとかが高度成長期から優秀な選手を最高峰のスポーツイベントである五輪に送り出したりする風土もあったのですが、長期に渡る経済の停滞や強豪のスポーツチームを持つ事がそれなりの企業の広告や指名度を上げると云う役割を終えつつあるのかな・・と言う側面もある様です。

個人競技でもそれなりにチカラのある選手は、プロ化する事でスポンサーを獲得し一企業に縛られる事なく自由に活動すると云う意味ではある意味自然な流れかもわかりませんね。

最近は、野球 サッカーなどでもプロ アマの交流戦や試合が行われ天皇杯等では、アマがプロを破る事も珍しくはありません。寧ろ、プロ同士の戦いの方がコマーシャルベースで戦略が立案されアマの一発勝負の方が 下手なプロの試合より面白い事だってあります。

ボクシングに関しては、サッカーと比べ プロとアマではラウンド数や採点基準等の違いが多いので一概には言えないのですが 単純にプロがアマのルールで戦って簡単に勝てるなんてとてもじゃ無いけど言えないと思いますね。特に 最近のノーヘッドギアになってからはその傾向が強いと感じます。
ある意味、アマにも今の時代 大学 実業団レベルでプロ並みに注目される様な、観客の呼べるシステムが必要なのでは無いでしょうか。個人的には、そう思うのですが・・

高山勝成の五輪挑戦の意思の表明に関して、プロやアマ間の組織的 政治的問題は大きな問題なのかも知れませんが、高いスポーツマンシップとスキル その全てに於いて国家間レベルでその最高峰を競う大会に挑戦したいと云う事は、アスリートの普通の感情として当然理解できる事です。

選考会に出るチャンスがあればと思います。

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2017年04月04日

2017 SAKURA

一つの終わり。引退はその一つのカタチです。
JBCへの引退届の提出は2度目になりますが、勝成の新たな目標へのサポートをしていくつもりです。沢山の方々 支えてくれた皆さんへ改めて心から感謝させて頂きます。

思い出せぬ程の沢山の記憶がありますが、一つの風景としては もう後がない状況で闘った2013年3月30日 メキシコ シナロア州 グアサベで行われたIBF世界ミニフライ級タイトルマッチの2日前の公園での抜けるようなスカイブルーのラテンの空・・もう何もかも 追い詰められた気持ちさえもどうでも良くなる程の澄んだ空。

そのちょうど1年前 2012年3月30日 南アフリカのほぼ南端 イーストロンドンの試合の後、深夜、ホテルに向かう四角いワゴン車の雨粒の滴る窓に滲むうらぶれた港街の灯・・失意に視覚が生きて思考が死んでいた時の風景の記憶(笑)何の為にアフリカ大陸の果まで来たんや・・と

今、思い出すと共に3月30日 日本に帰国したときには桜が出迎えてくれました。

2005年 12年前の今日 メキシコのイサック ブストスからWBC世界ミニマム級のベルトを奪いました。今年の桜はやや遅咲きですが、日本人にとってやはりこの季節は一つの節目となる季節なのかもしれませんね。

自分も今まで、いろいろな意味で協力してくれた社員の皆の為にも社業に戻る時期だと感じます。
終わりの始まり・・今にBESTを尽くして また新しい風が吹けばその時には新しい何かが始まるかも知れません。

勝成と夢のようなドラマを経験出来た事とサポートして頂いた皆さんに感謝を込めて。
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2016年08月22日

終わってしまった・・有難う。

もっと熱い試合を続けたかった。無常にも3Rにバッティング・・
試合は6Rで終わってしまいました。この結末は予想出来ていた事です・・あれぼど、バッティング対策を考えていたのに。試合後から 深夜の縫合手術の間もその事ばかりを考えていました。

真の意味で、応援や支援 声援に応える唯一 シンプルで明瞭な方法は勝つ事だと思っています。
試合に負けても、落胆や悲しい思いをしながらも変わらぬ応援や励ましの言葉をかけて頂き心から感謝しております。幾度勇気づけられ、前に向くチカラを頂いた事かわかりません。そうした意味では、プロとして勝利を手にリングを降りることができた事にほっとしています。

出来ることならこの日の為に厳しいトレーニングを続けてきた2人のボクサーを最後まで戦わせてあげたかったと思います。何故、1Rにいきなり距離を詰めてしまったのか? バッティングの起きるラウンドまで前のめりに入ってしまった事が悔やまれます。4R 5Rに展開した引きながらの右カウンターや1発のダメージを与えるパンチよりコツコツと地味なカウンターやショートパンチが 怪我をせずに完勝する為のファイトプランのボクシングでした。バッティング以降は、ぼぼ完璧でした。

毎度毎度のバッティングに関してしっかりと・・一瞬の事とは言え何故、最初からバッティング以降のボクシングで入れなかったのか? 徹底できなかった自分のヘボさに癖へきしますわ・・痛恨であり繰り返される怪我に心の沈む夜でもありました。あーもう・・ 次ですね。

あれだけのハイスピードで展開される試合の中で一瞬のリスクを回避する事は何大抵ではありません。
しかしこれから先、今までの実績を考えるともう勝って良かったの次元では無いと感じます。応援してくれるファンや相手選手 何よりも自分達の陣営や自身の為にも精度を高めないと話にならない!と痛感する試合でした。

ファンの皆様 丸元会長 加納陸選手 スパーリングに付き合ってくれた近大のボクシング部の関係者の皆さんや花形ジム 大平選手 報道関係の皆さんに深く感謝します。有難うございました。
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2016年08月19日

静寂

長かった一日も後1時間。
ぼぼやるべき事の全てを終えオフィスに戻りました。
明日の今頃はどんな気持ちでいるのか・・少し疲れましたが、今は穏やかな気分です。
やるべき事を終え、BESTは尽くしたので どんな結果でも受け入れる準備は出来ています。

ゴングが鳴って死力を尽くしたら後は、恨みっこ無しやで・・。

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GOD BLESS・・

昨日のトレーニングでリミットに到達。全ての面に於いて何の問題もありません。
もしこの試合で世代交代が起きるのであれば、心より新チャンピオンを祝福する準備は整いました。どのような状況であれ、例え天を味方につけたとしても今日のコンディションの勝成に加納陸が勝つ事が出来るので有れば間違いなく強い それだけです。

考えてみれば、運命がそうなっていたとしか表現のしようの無い試合、強豪の世界ランカー2人連破した事は亡き服部海斗が力を貸したと云う様なセンチメンタルなものでは無く、現実の勝負の世界で、加納陸が勝ち取って実力を証明して見せたのだと思っています。しかし、日本のどんなボクサーも経験した事のないワールドチャレンジの修羅を踏んできた高山勝成はそれなりに強いですよ(笑)

充分に認めた上で今日まで最高のコンディションを整えてきました。
後、24時間と少し・・服部海斗の分まで納得のいく試合になればと想います。

怖さ・・世界戦16度目です。リングの怖さを知ったベテランか かつて勝成もそうであったように怖いもの知らずの勢いか? 陸が、ラウンドを重ねるにつれとんでもない相手と試合をしていると感じる様な試合が出来ればWBOのタイトルはライトニングKに戻って来ると思います。


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2016年08月18日

逆の立場なら

もう全ての準備は終了しつつあります。
いつもの事ですが、もし加納陸の陣営ならどんなファイトプランで来るのか・・?
丸元会長と勝成は新人王戦の同期であり、同じジムで汗を流した仲間でした。それだけでも感慨深いものがありますが、それ以上に勝成の事は良く知っていると思います。ディフェンス技術が固くミスの許されない重量級で東洋太平洋ウェルター級元王者は、ボクシングを良く知っています。やりにくいなァ。

ボクシングは、いやスポーツで勝つのならまぁ弱点を狙い強みを最大限に生かしてくるでしょう。勝成と戦うにはまずスタミナの養成にはより多くの時間を割いたことでしょう。勝成と過去に戦った選手は全てスタミナはそれまでの試合映像以上に強化されていた事は間違いが無い事実です。後は、目を狙う・・コワいな(笑)いや目を狙うと見せかけてボディに来るか・・スピードとフィジカルに驚異的な変貌を遂げているのか?
興味深いし面白いと思います。こちらは、基礎技術とフィジカルに磨きをかる事に時間を費やしました。後は目の傷の療養かな・・。

昔、ロッキーマルシアのが端的に語った事を記憶しています。どちらがパンチが強いのか?どちらがパンチに耐えられるのか? パンチに耐えパンチが強ければ勝つ。シンプルに言えば まぁ、そんなところでしょうか・・
試合はもっと高度なテクニカルなものになる事を期待しますが・・(笑)

いずれにせよ、やる事は一つ。フィジカルもスキルもメンタルも創り上げる事しかないと云うのが結論です。
兎に角 後2日・・ここまでは上手く来ています。時間が少しスピードを落とした様にも感じます。いつも通りのいやそれ以上の調整が続いています。
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2016年08月09日

1発勝負!

4年に1度のスポーツの祭典リオオリンピックが開幕しました。
ドラマがありますね。でもやはり勝負の世界厳しいです。
予選から常にトーナメントの1発勝負・・良く考えたら高校野球もそうですね。
勝負は時の運ともいいますし、強いものが勝つのではなく勝ったものが強いとも言います。

ジョコビッチの様にトップ選手が緒戦敗退等、何が起きるかわからないドラマにビビリながら20日に向けての準備を抜かりなくやろうと思います。
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2016年08月04日

ファイナルカウントダウン

トレーニングも佳境に入ってきています。過酷で細心を尽くしていますが、特に今回は休養 栄養面は気を使っています。たとえ24時間ボクシングの事を考えたとしても24時間トレーニング出来る訳ではありませんし(笑)自分は、とてもそんな時間が無いので・・

フィジカル イメージトレーニングを含め集中力をMAXにして出来る練習時間はごく限られたものです。この試合、これからの試合に関しては過去のあらゆる経験を生かした効率的なものにしたいと考えています。
まぁ歳もありますしね・・

今まで乗り越えてきたあらゆる困難や逆境や、厳しい海外での世界戦の経験を活かして万全の準備をして結果は神のみぞ知るくらいの勢いと覚悟で試合に臨みたいと考えています。

こんなクソ暑い中で狂気の練習をするのは20代までですね・・。
昨日、勝成が「今この時間、この週間にも 相手は勝つために必死の汗を流しているかもしれません。」と子供達に話しているのを聞いていてちょっと震えましたが・・(笑)
そういや 昔そんなことも話ましたわ。世界王者の頃、寝る時間にでも地球の裏側でお前のタイトルを狙って死に物狂いで練習してるボクサーいるぞ・・って
もうええんです。のんびりと大人の調整でいきますわ(笑)
   
いずれにせよ、8月20日のリング上にはどんな言葉でも表現することは出来ない現実と真実があると考えています。
それが加納陸にとって、彼のキャリアで向き合ったこともない強大な圧力を感じるのか 高山勝成にとって食い止めることの出来ない勢いとして押し寄せて来るのか(笑)
さて、明日はどっち? やねん・・

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2016年07月23日

有難いなと感じる事

土曜日の朝、近畿大学のボクシング部の御厚意でスパーリングおさせて頂いております。澤谷監督以下関係者の皆さんに心より感謝させて頂きます。

スパーリングですが、良く考えると年末の試合は1Rも出来ず。9月の原選手との試合も4月のファーラン戦での負傷の為、20R以下しか出来なかった事を考えると普通にスパーが出来るのも有難い事です。昨年、世界戦3試合の合計のスパーが50R以下しか出来なかった事から比べればもう・・(洗)昨年の調整のストレスは半端ではなかったです。正直に白状すると・・・(笑)有難いわぁ。

今日は、近大のスパー後のサプライズ・・何と4団体のレプリカベルトを持ったファンの方が3時間以上張り込んでいてくれてサインを・・何でも近大に行くかどうかもわからないまま、って(汗)んなアバウトな・・(笑)
こうしたファンの支えも本当に有難い事です。

月曜日からは、花形ジムでかつて拳を交えた大平剛選手とのスパーリングです。やはり、スパーリングパートナーを快く引き受けて頂いた大平選手 花形ジムのスタッフの皆さんに感謝しないといけませんね。有難い事だらけですわ。

高山勝成だけではなく、加納陸選手もまた多くの人達の想いや応援を背追って8月20日のリングに上がってくる事でしょう。当日を穏やかで静かに集中した気分で迎えれるようにしたいと思います。
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2016年07月22日

練習は意識 試合は無意識

試合まで一ヶ月切りましたが、基本的な動作の練習を繰り返しています。
一つ一つの動作を正確に確実に行える様に繰り返えす事を意識する感じですかね。これだけのキャリアを重ね年齢を重ねてくると、アスリートに限らず誰でも基礎から外れて地道な部分を軽く考えがちですが、勝成凄いわ・・。(笑)

練習は意識 試合は無意識。
今回は、国内の選手が相手なので・・(笑)
和気選手の世界戦も、右対左 残念な結果に終わりましたが、いろいろな面で感じる部分やヒントになる事もありました。

いずれにせよ、キャリアから考えると年齢やコンディショニングに関して考えながら8月の20日にピーキングする予定です。速い動きの中でしっかりと基本的な正確な動作をするのは難しい事ですが、やはりキャリアを積むことは引き出しも多くなりますが雑になってしまう事から体力の余分な消耗や技術面での決壊が起きて来るものです。厳しい試合でやはり抜け出して行くのは、やはり基礎の固まったアスリートだと痛感します。

順調な調整が進んでいると感じています。
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2016年07月09日

試合予想 天気予報

梅雨の空をみながらオフィスで仕事しています。 結構、昔から雨好きなんですわ・・。
特にこの時期の雨は、緑とかのグラデーション鮮やかにしますし 気温も上がり柔らかく雨が何かを叩く音にも癒される事がありますね。何せ土曜日は静かで柄にも無い事を感じる多少の余裕があると云う事ですよね。ふだん余裕に無い裏返しと言うことですか・・(笑)

試合まで後1ヵ月半ないですね。とにかくやるべき事 やれる事を確実にと考えています。試合の予想は、ありきたりかもしれませんが 経験とキャリアか? 若さ勢いか?と云う試合になると感じます。年齢相応な与えられた条件を背負って戦い 強い者が勝つのでは無く勝った者が強い・・結果、世代交代は起きないでしょう(笑)
それされたらこちらには未来が無いですから、陸は若いからまだまだ未来があるのでこの試合はおじさんチームが頂きます。(笑)

わかんないですよ。勝負の世界ですから ただ一つ言えることは相手を認めていることです。決して軽く考えていないですよ。全力を尽くします。8月20日の天気予報。リング上に雷雨の閃光が走る事を確信するために。
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2016年06月06日

何があっても、どんな時でも自分を信じろ!

IBF総会から戻って1週間、元世界ヘビー級王者 モハメッド・アリ氏が逝去されました。
心より哀悼の意を表したいと思います。1974年のキンシャサの奇跡は、14歳でした。衝撃を受けたと共に、成長しアリの人生を知るに至り畏怖を感じました。単なるボクサーではなく偉大な人物だったと思います。

1986年に、WBC世界ヘビー級王者を獲得したマイク・タイソンは当時20歳 この破壊的な強打を持つ王者とアリの事を比較する事は良くありました。ボクサーとしては、エレガントで饒舌で華のあるアリが好きでしたが タイソンの起伏と波乱に満ちた人生の事も悪いニュースと共に考させられる事が多かった様に思います。

キンシャサの奇跡からタイソンが、世界タイトルを奪うまで僅か12年だったとは・・(笑)
歳をとったもんですわ。

盛大に行われた北京でのIBF総会ですが、屈強なガードに囲まれた超VIP扱いのタイソンでしたが、勝成との対面時 我々のスタッフが何かアドバイスする事は無いか?と聞いた瞬間でした。リラックスして楽しそうに歓談していたタイソンがふと真顔になり 何とも言えない表情で Trust Yourself ・・confidenceといきなり勝成を抱きしめて何度も言うのを目の当たりにしました。正直、鳥肌が立ちましたね。

人にはいろいろな感じ方がありますが、波乱万丈の人生を送ってきたタイソンは、今一番穏やかな時を過ごしているのでは無いでしょうか。
[どんなことがあっても、何が起きても自分自身を信じろ!]
かつて世界ヘビー級王者として、破壊的なファイト 破滅的な人生を送ってきたマイク・タイソンが残した言葉には余りにも多くの意味があるように思えます。

自分の言葉を持ち、エレガントで偉大な王者と破壊的で朴訥としたリングで戦う事でしか自己表現の出来無いように見えた2人の世界ヘビー級王者の事を考えた一週間でした。
それにしても、タイソン小柄でした・・。あの体格で190cm級の選手のいるヘビーウェイトで君臨していたとは驚きです。
一緒だったロイ・ジョーンズの方がまだ大きい様に感じましたが・・

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2016年05月23日

まさかの世界戦 感無量の記者発表

WBO世界ミニマム級の王座を加納陸とやる事になりました。年末の指名戦を失い、とにかく世界タイトルの再奪取を目指す中、あまりにもドラマチックな試合を闘う事になりました。3年前、IBFの世界タイトルをメキシコから持ち帰った時、勝成が初世界王者の獲得時に幼少時の服部海斗との再会に驚き加納陸と共に、 15歳のサウスポーの2人のスパーリングパートナーの才能に驚きました。

海斗が病魔に襲われ他界し、残された加納陸は世界ランカーと元WBO世界王者を連破しトップコンテンダーとして勝成と対峙します。色々な想いが交錯し同時に記憶がフラッシュバックします。
海斗と陸、共に世界王者の最年少記録の樹立に燃えていました。記録の達成をスパーリングパートナーとして先輩として後押ししたい気持ちもありましたが、あまりにも筋書きのないドラマに感無量の想いがあります。

タイトルを失い、狙いをつけたWBOの世界タイトルに急速に接近して来る陸を意識しながらもWBO元世界王者であるサビージョは、陸には厳しいのではないか?と云う想いで東洋タイトルを観戦していました。いずれにせよこの試合の勝者とは戦う事になると考えていましたが、サビージョと戦うつもりで準備していた事も否定出来ません。もしかすると、潜在的に心置きなく戦えると云う想いもあったかもしれません・・。

いずれにせよ、陸は厳しい世界ランカーとの2試合をクリアし世界ランキングの1位に上り詰めてきました。
今日、記者会見でサビージョ戦後 加納陸君から加納陸選手になったと勝成が言っていましたが、その通りです。これからの未来を賭けて、陸が勝成の未来を奪う可能性のある存在としてはっきりとしたターゲットとして認識すべき日となりました。陸の最年少記録樹立を阻止する事が、新しい未来を切り開く事になります。

陸が勝成を破って最年少記録を樹立するのか、勝成が5度の世界王者返り咲きを果たし16度目となる世界戦を新たなスタート地点とするのか・・8月20日の運命のゴングの日まで全力で準備をしたいと思います。

最後になりましたが、必ず海斗も納得する試合にしないといけませんね・・。
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2016年05月12日

ホセアルグメンド戦

試合後初めて映像を観ました。
第一印象は、意外にもリングの上で感じていたより遥かに良いと感じました。
一昨年から悩まされ続けた両目上の裂傷がほぼ限界の状況で、9月指名戦の期限を大きくオーバーしていた為 何とか誤魔化してでもポイントアウトしたかった試合でした。何より、世界戦でスパーを1Rも出来なかった事実と連戦での出血の可能性に怯えながらのトレーニングは多少なりとも影響があった事は否定できません。
本来は、接近戦のコンビネーションでプレスして押し込む方がパンチはヒットするのですが、出血の可能性を考えるとミドルとロングレンジから、接近戦への激しい出は入りが必要でした。

リング上で意外に感じたのは、思いの外アルグメンドのパンチにスピードとキレと伸びがあったことです。どれか一つでも欠けていれば結果は違っていたと思います。また、ミニマムからバンタムで闘っていたという体の大きさも映像でも一回りデカかったですね・・。勿論、計量があり同じ条件なのですが、来日時にはおよそ4Kgのオーバー 計量当日も300程度のオーバーで直前までサウナスーツで落としていました・・結果的に、彼が、ミニマムウエートだったのは計量時の数分間でした・・。ある意味、無謀でとても真似はできませんがギャンブルとも言える落とし方は体格的には大きなアドバンテージを得る事が出来ます。勿論、消化器系を含む体調リスクもありますが、前半から積極的にボディーを狙いそれなりの効果はあげましたが出入り際での中間距離で分かりやすい(見栄えの悪い)被弾をしてしまいました。

逆に勝成は、非常に良かったです。被弾はしても上手くパンチを殺し深刻なダメージを回避し逆に、タイミングの良いカウンターや右ストレートを命中させデフェンス技術も予想を超えていました。プレス時に距離を詰めたり コンビネーション後に素早く射程圏外に出たり出来ればポイントを失わずに済んだのが残念です。
この辺りがスパーが出来なかった弊害だったのかもしれません。とにかく、思っていたより遥かに良い印象に
これからの未来への大きな確信を見つけた気がします。反省とか課題を確認するつもりが、自信持ってどーする言う話なんですが・・(笑)

何れにせよ、傷はまだ2ヶ月かかるとの事なので実践練習はそれからですね。6ヶ月の期間で完全に治す事が現在の最重要事項です。実際、この2年余りこの古傷のストレスには正直悩まされました。

アルグメンドの試合に対する執念やベルトへの渇望の凄さが印象に残りました。世界戦に初挑戦して来る選手のそれまでの試合はあてになりませんね。後、Sフェザー級チャンピオンの内山選手の相手もかなりのオーバーをして来て アルグメンドと同じ左右の出来るスィッチヒッターでした。単純に減量の失敗だと思うのは早計ですね。また、体重を戻せる選手は消化器系が強くボディも意外に強い選手もいる事も頭にいれて置く必要があると感じました。当たり前ですが・・(笑)他に勉強できた事は、言いません・・秘密です。(笑)
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2016年05月11日

カムバック

ここ暫く魅力的な世界戦が続きました。社業で多忙な日々ですが、内山選手の陥落はやはり重量級の怖さを感じると共に、改めてコンディショニングについて考える機会を与えてくれました。安易に再起を期待しますとは言えないですが、本当に強い王者らしい王者の今後を見守りたいと思います。

先日の井上 八重樫両王者のW世界戦は共に世界戦らしい白熱の試合でした。井上選手のパンチの打ち方は凄まじいものがありますね。更に磨きがかかってきた様な気がします。
持ち味であるナチュラルタイミングで放つカウンター プレスのかけ方・・1980年代のIBF WBA WBCを制したウェルター級王者 ドン・カリーを思い出しました。カリーは的確で貫通力のあるソリッドなパンチ バランスの良さと目の良さでプレッシャーをかけ無駄打ちせずカウンターで相手を仕留めていましたが、井上選手は更に速いコンビネーションがあり対峙すると凄いプレッシャーを感じると思います。
感心してる場合や無いですね・・・(笑)
八重樫選手は、人生を生きる勇気を貰える様な相変わらずの激闘・・いやホンマ 感心してる場合やないですわ・・。(汗)

やっと年末のアルグメンド戦を映像確認する気になってきました。ベストなフィジカルを作りながらキレや精彩に欠き不完全燃焼でタイトルを失った試合は克明に記憶しています。
直ぐ確認する映像5ヶ月も放りっぱですわ・・・でもここからかしか始まりませんね教訓を活かす為には。また、報告します。

ここまでより更にそれ以上を目指さないとカムバックの意味がありません!
先ずは、世界タイトルの再奪取の最短距離を狙います。ターゲットは、WBOミニマム WBA IBFのLフライです。
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2016年04月01日

始動 サクラの季節!

大阪は花曇りです。3年前、大阪城公園の桜を眺めた時はメキシコのグアサベからIBFのタイトルを持ち帰った時でした。あれから3年、もう3年・・最初のWBCにタイトルを奪った時も桜が満開でした。あれから、12年?
恐ろしいワ・・(笑)

年末の世界戦以降、積み残した仕事に忙殺の日々でしたが一方で初めての地元大阪で失った試合の映像を観ていません。観るまでも無く何が起きたのかはわかっていますし悔しい気持ちもあります。寧ろ、他の試合より鮮明な記憶があるくらいです。あーもう・・(笑)簡単に言えば「けったくそ悪いんじゃ!」云うとこですかね。

3年前 12年前 そして今咲くサクラ。しばしの間、人々の目を楽しませ散りゆき又来年新しいサクラが咲きます。また、新たな2度とは出来ないと思える何かに向かって・・・小雨の降る大阪で信じられない位の観光バスの連なる大阪城の風景を眺めながら次の新たな挑戦に向かって心の中で何かが発火して来るのを感じます。試合の映像でも観てみるとすっか・・

4月からは、ジムの新鋭 ベテランを含め大切な試合が続きます。何とか仕事をやりくりしリングに戻りたいと思います。
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2016年01月12日

少し休養します。

不完全燃焼・・当てはまるとしたらこの言葉でしょうか・・
フィジカルのコンディションは完璧でした。そしてメンタル的にも悪くは無かったと思います。なのに爆発できなかった。

年齢の事も含めいつも注意深く観察を怠りませんが、自分も含め試合当日も少し神経質になっていた部分はあります。集中力を高めリラックスして試合に臨む。何かが少し違和感がありました。敢えて言うとすれば、試合を失うのはこんな時なんだな・・みたいな感じがありました。与えられた環境と状況で可能な限りのベストは尽くしたと思います。

フィジカルも気持ちの強さも互角以上 技術や引き出しは勝成が上回っていたと思います。
しかし、今はアウェーの日本で厳しい減量と闘い試合をものにしたアルグメッドを称えたいと思います。無骨に本当に純粋無垢に試合に勝つ事に対する思いに気圧されてファイトプランを実行できず初めてホームタウンで試合を失いました。

1R終了時には、赤く血の滲んだ目の上を見て引き出しの整理もできず(笑) アウトボクシングもインファイトも燃え尽きることも無く試合が終わってしまった・・と云う感じ。

ファンの皆さんにはプロとして心を震わせる試合が出来ず申し訳ない気持ちですが、いつかまた、この現実を受け止めた上でエンジンに火が灯る時をお待ちいただければと思います。くそ〜・・クソッタレと自分に言いたいです。(笑)次考えるのは明日のこと。明日や!明日・・その前に少し休養ですね(笑)
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2016年01月05日

仕事始め

明けましておめでとうございます。
まずは、年末の試合はとても残念な結果に終わりました。特にファンの皆さんには声援心よりの感謝をさせえて頂きたいと思います。

正直アルグメッドの夜でした。コンディションは、フィジカル的にはbestでした。
自分なりに敗因の一つは、気迫負けかなと思います。試合前、勝成は「中出さん、グアサベの気持ちで・・」と言いました。勿論、どんな試合も精一杯の努力を惜しまず出来る事は全て済ませて試合に向かいます。グアサベの気持ち・・守る意志などさらさら無く孤立無援のアウェーで戦う気持ち。少し入れ込んでいましたね。
今までの試合に無く力みがありました。

気持ちの強さで負けたとは言いません。気迫に気圧された感じですね・・あくまでも自分の感覚ですが、勝成のボクシングが出来ず、結果的にはbestを尽くしたにも関わらずパフォーマンスの発揮できない消化不良の試合となってしまいました。アルグメドの無垢で一途な王座奪取への思いに気圧された・・勝成も本能的に気持を強くと感じていたと思います。だからグアサベと・・

後から振り返れば、ホームタウンなのでアウトボクシングに徹するクールな闘いに徹する練習を積んできました。試合前には、クールに行こう。熱くならずにポイントをピックアップしよう。と言うつもりが、「敵地で戦う気持ちで闘おう。」と掛け声を発している自分がいました。世界戦を15試合以上戦っているのに駄目ですね・・。セコンドが熱くなってしまったら・・。自分にはその責任があります。何れにせよホームタウンである大阪で初めて試合を失いました。

足の無いアルグメド 離れれば怖さはありませんが、中間距離で思いのほかパンチが伸びてきました・・機動も避けにくくここで多少被弾して、両者のパンチのあたる接近戦で負傷を気にしながらの打ち合いの応じてしまった結果、方向性のあやふやな試合にしてしまいました。
変に頭が醒めてハートも熱くなりきらず・・その事がとても残念です。

試合前から決めていた事ですが、ひとまず目の上の傷の完全な治癒の為に休息の期間が必要だと思います。
どんな事でも始まりがあれば終わりがあります。一つの事が終わるにであればそれは何かの始まりかも知れません。ここしばらく連戦が続き、特に昨年はリング外での厳しい交渉の強いられた年でもありました。
次のことは、時間が決めてくれるでしょう。暫くは加熱してしまったエンジンを冷まします。社業を頑張ります。
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2015年12月28日

試合展望

試合に向けて現状でやれる事は、ほぼ終わりつつあります。後は明日から始まる世界戦への恒例の行事、予備検診 調印式 計量 ルールミーティング等に入ります。ここまでのコンディションは、31日 ゴングに合わせてのピーキングに向けて順調です。

決して楽な試合にはならないと感じています。おそらくタフさ 特にメンタルとフィジカルの強さは過去の選手の中でも最強に類するものと考えられます。練習を見る限り、ボクシングが変則でとにかく右も左も分類不能。シンプルに来るパンチを外して打ち込む事の繰り返しを粘り強くやる事。速いボディワークやでフェンス技術を駆使して被弾を防ぎ隙を見てカウンターで迎え撃つ・・。特に立ち上がりは、タイトロープを渡るような試合になると思います。

今回は、結構 状況やリングの場所 起きうる状況を想定したイメージトレーニングを徹底してやって来ました。アルグメッドが勝成に勝つとしたら状況は限られます。その状況への対応策は既にたてています。
前回の原選手よりキレやスピードがあり ジョイやローマン或いは、それ以上に思えたマリオ ロドリゲスを上回る程のパンチ力があり 更に負傷が追い打ちをかけてくるケース・・まぁ考えてたくは無いですが、想定される最悪のケースはそういう状況の中でしか生まれないと云えます。まぁ大番狂わせですね(笑)

今回の試合の鍵はスピード。3Rまでにスピードが上回れば後半パワーで押し切れると思います。
最後まで注意深くやります。タフではなく楽な試合になるように。

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2015年12月25日

印象

アルグメッドの印象ですが やはり少ない手がかりの映像通りタフなメキシコのブルファイターですね。器用ではありませんが、武器は心の強さだと思います。来日してからの練習の8割がサウスポーでの練習です。BOXRECを見てもオーソドックスなんですが、メキシコの選手は好んでスィッチする選手も多いですから頭には入れておくことにします。

減量はやはりここ1週間で一気にペースアップするつもりの様ですね。とにかく長時間の練習をやっているようです。いよいよ最後の調整です。年末に重なってキツイわー。

posted by ・・・ at 14:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする