2012年05月07日
六回戦の母
GW、久しぶりに国内のボクシングの試合を観戦しました。メインの中村正男は完璧な試合でKO決着。やはり持ち前の反射神経の良さは一級品です。所謂、咬ませ犬の典型の様に緩んだ体で来る選手と違いしっかりと体をつくってトップロープを越えて入場したやる気の伝わってくる相手のパンチをはずし、ジワリとプレッシャーをかけ良く見て仕留めました。再起戦を良い形で再スタートを切ったと思います。セミの試合、はダウン応酬の末 村井が勝利!偶然にも親父が10年来知り合いで息子がボクサーとは知らず、親父は俺がボクシングトレーナーとは知らんかったという(笑)オソろしい縁・・・素でカツナリのファンと聞いて双方たまげました。息子は先制のダウンを奪われ母親にしたらたまらん試合ですが 既にこの時点では見ていられずに会場から出ていたそうですが、まともな神経やと思います。そらせやろ・・と思いつつ熱心な親父の横で観戦しました。改めてボクサーの家族は大変ですわ・・なにせ常に怪我と隣りあわせやから。ま、勝ってよかった!・・です。日本の会場はクリーンでいい環境だと改めて感じました。6回戦の母の極めてまともな反応を見て自分たちのの闘っている環境と比べて改めてゾッとしました。怪我厳禁!ディフェンス技術を更にやらないと・・どう考えても海外のドクターと云うか医療体制コワいもんがあります。うーっ寒っ!村井君もディフェンスを覚えてダウンで奪われる2ポイントの重みを知ろう!そりゃ俺らか・・(笑)皆同じ!勉強です。
2012年04月16日
南ア総括
移動時間30時間。ドバイでトランジットして以前戦ったヨハネスブルクから更に空路1時間半余り・・南アフリカの南部ケープ州のインド洋に面する港町。コンディショニングは完璧でした。計量日先日には、パスタを完食し計量はリミットで時差ボケに悩まされる事も無かったです。現在日本で戦うボクサーはこの時点で殆どアウトだと思います。多分コンディション維持でもキツイと思います。現地の会場はシアターで現地の英雄の試合とあってエライ盛り上がりで試合前から全員で歌い踊りでリングチェックではマジで揺れていました。普通の神経で戦うのは無理だと思うのですが誰かためしに国内の世界王者で試しに行ってもらえれば(笑)気候は6月の梅雨のぐずついた気候。観客席を沈黙させて判定で夢から醒め2時間後のホテルへの車中で 窓から雨粒越しに滲む雨のイーストロンドンの風景を誰もが無言で眺めていました。翌日は、ヨハネスブルクまで移動一泊しました。天候は9月の快晴 空高い真っ青な秋の風が爽やかでアパルトヘイトと云う暗黒の時代を終わらせたマンデラ大統領の記念広場 マンデラスクエアでパスタを食べ帰路に着きました。試合には負けましたが、ボクシングに熱狂し夢のような興奮の時間でした。ボクシングが無ければ、カツナリと出会わなければ応援して頂けるファンや周りの人が居なければとても出来ない経験と時間でした。改めて感謝したいと思います。次の事は、・・考えたく無いですが(笑)
2012年04月10日
うれしい様な
試合後、何軒かリングサイドや海外のジャーナリストが高山支持であるとメールや連絡を頂いてます。うれしい様な・・複雑な気持ちも多少あるかな。(笑)南アでのジョイの評価が下降ぎみとか・・カツナリも罪作りです。正直、当事者で無くてもと云うか純粋のボクシング好きであれば面白い試合やったと思いますよ。ローマン戦以上に。どんな事も時が経てば、どんどん過去と云う時間の流れに置き去りにされて行きますが現実と結果をどに様に受け止めてどーすっかですね。カツナリは帰国翌日からトレーニングはじめてます。間を開けないでチューンアップファイトをやりたい・・と。ちょっと待ってくれよ(笑)でも、それも真のプロの姿に近づいたと云う事でしょう。幸い、IBFの幹部からもこの試合は偉大だったと、次に繋がるよう協力するとのメッセージも来ていますが、さて・・と、明日はどっちだ?(笑)どっちにしても俺もカツナリも気分は晴れてます。
2012年04月06日
ジョイ対策 雑感
やはりと云うかジョイは相当に完成度の高い王者でした。前回は、右フックで先制され左ストレートのショートカウンターをタイミング良く決められました。ジョイは、非常に間合いや距離が正確で無駄打ちのしない詰めの厳しい選手です。背が高く体格パワーにも恵まれ強豪を撃破してきています。まず、正確な距離感は左利きでありながらさながらオーソドックスの様に多彩な右のリードを打ち的確にコンビネーションを爆発させます。まず固くて強い左ジャブを至近距離 長距離でしっかり飛ばしジョイの右ジャブを封じます。次に前回くった右フックと左ストレートの食わないポジショニングを幾つか探し出しこのポジションを行き来します。具体的にはジョイの一番打ちやすい距離をポジショニングし打ち出しの瞬間にポジションを変えます。ジャブでしっかりジョイの触覚を狂わせておく事が前提です。後は、パワー強化とアホ程の反復練習・・。結果的に前回食らったパンチを完封しました。問題点はスタミナを充分残して倒しけれなかった事。試合後この事に関して苦しい自問自答が繰り返されましたが、フットワークもインサイドワークもスピードのパワーも駆使したぎりぎりのファイトでした。非常に危険なエリアを出入りしてましたし動きながら強打を打ち込むのは相当キツいです。高速なテンポの試合でジョイの顔が後半徐々に腫れを増していった事が証明ですが・・。倒されても行くと云う泥臭い試合に持ち込めるような相手ではなかったと思います。決して画面で見るほど余裕のある試合ではなかったです。どう云えばいいのか異常な盛り上がりの会場で最高にできる事をして楽しめました。ファンの皆に試合見せたかったなぁ・・。
2012年04月03日
ベストバウト
帰りました。既報の通り3−0の判定負けでした。が、カツナリのベストバウトでした。古傷の瞼に少し血が滲みましたがそれ以外は無償です。対してチャンピオンジョイは顔面の両側を腫らせ試合直後もインタビューも解り易いリアクションでした。試合は、警戒していた右フック 左ストレートのクリーンヒットは殆ど許さず左ジャブ 右カウンター 左フック等ほぼ完全にプラン通り試合を支配したと思います。ただ誤算はKOできなかった事です。誤算と云うかあの盤石の王者をKOするのは高いハードルでしたがこの1年以上それだけを考えてきました。5Rのダウンは、コンビネーションを回避して滑ったところに軽く追撃弾を受けましたが限りなくスリップですが膝がリングに接触したので仕方なかったです。この試合ただただファンに見て欲しい試合でした。楽しかったです。リングが揺れんばかりの大歓声 リングから見上げた観客席が試合前から総立ちで千葉マリンスタジアムのアフリカ版さながらでした。レフリーのファイトと同時にジョイにダッシュするカツナリ・・大歓声でレフリーの声が聞こえなかったタイムキーパーのゴングは戦闘開始5秒位に鳴っているのですが誰も気づかず映像で見て熱狂の試合開始後、間抜けに響くリングの音に焦ったり笑ったり・・9R以降は静まり返る観客席。それを見てコレ倒せなくても勝てるんちゃうか?と初めてリングで夢を見ました。冷静でしたよ(笑)熱狂的阪神ファンが「こらアカンわ・・!!」みたいな空気感が流れ、ポイントリード まだ残るジョイの危険な毒 来い来いとばかりに冴えるカツナリのフットワーク。ゴング両者手を挙げ勝利をアピールし陣営から肩車されるカツナリと俺。ジョイが見上げ高山に握手も求めうなだれるのが見えました。判定が読み上げられて束の間の夢から醒め2時間後、アフリカの南の果て小さなリゾートの田舎街イーストロンドンをホテルへの車の中から眺めていました。自己満足だと云われればそうかもしれません。しかし、技術と新しく身に着けたパワーとスピードで難攻不落の王者を圧倒した確信を伝えたいと思います。映像・・是非観て欲しいです。カツナリのファンでなくてもボクシングファンであれば楽しめるのは間違いないです。
2012年03月26日
コンディション!
今日は簡潔にいきましょ!コンディションに関しては、プロ生活の中で総合的に過去最高たと思います。総合的にとは、フィジカル的な体力や反応 メンタル的なタフさ 技術の全てを考えてと云う事です。後は、週末の試合までの20時間に及ぶ移動や環境の変化への順応等・・かな。なんかいける気がします。今まだ会社のオフィスですが、今日の夜中のフライトからはすべての集中力を試合に振り向けます。以上。次回は帰ってからとなりますね。歴史を変える気で皆一丸で行きます。皆さん本当にありがとうございました。
2012年03月23日
確率
スポーツの世界を問わず確率で表される事多いですよね。勝率 KO率等。数字は正確でもたとえば100mを何秒みたいにボクシングの場合明確なモノサシが無いのが難しいところです。何故なら、どのレベルの相手とどのキャリアで戦ってるかでこの数字の内容が大きく変わるからです。たとえば 勝率 KO率が高くても対戦者が咬ませやキャリア末期の元王者等と多くやっている選手の勝率やKO率と実際の強さは必ずしも一致しません。むしろ、無敗のローカルな選手は多いと云うのが最近の実感です。ジョイもそう願ったのですが、かつて戦ったローマンの関係者からの情報の通り本物でした。(笑)過去の対戦相手 キャリアに関しても・・勝率 KO率ともにモノサシもしっかりしています。あ〜なんでやねん!ですけど(笑)遣り甲斐は満点ですよね。本当のボクシング好きのファンに勝敗を超えて見てもらいたいですよホントに・・。
何でメキシコじゃなく南アやねん・・。メキシコなら賢一の時みたいにリアルタイムに近く映像がネットに上がる筈なんですが残念です。勝利確率?っすか?自分の中では昨年の試合の倍の確率はありますね。多分、30%程度の勝率で控えめに考えていましたから・・今回も控えめですよ(笑)やつはスーパーポジティブなんで100%云いそうですが・・やつも控えめにベストを尽くします。云うてますわ・・。(笑)
何でメキシコじゃなく南アやねん・・。メキシコなら賢一の時みたいにリアルタイムに近く映像がネットに上がる筈なんですが残念です。勝利確率?っすか?自分の中では昨年の試合の倍の確率はありますね。多分、30%程度の勝率で控えめに考えていましたから・・今回も控えめですよ(笑)やつはスーパーポジティブなんで100%云いそうですが・・やつも控えめにベストを尽くします。云うてますわ・・。(笑)
2012年03月19日
刹那の分岐点
刹那とは、仏教語で最小の時間のの単位で75分の1秒?とからしい・・ですが、今回の試合は兎に角 極限のスピードとタイミングが勝負の行方を左右すると感じます。1回やっているので最大限にその経験を生かしたいと思います。チームのスタッフが、現地での新聞の報道でのジョイのインタビューをチェックしたらパンチ力で上回っているので追い回してプレッシャーをかける展開になるだろう。そしてその準備は出来ているとのコメントがありました。くるんかい(笑)ボックスに徹して来る方が俺的には嫌なんやけど相変わらず勝気な奴やな。ただコワいのは、どっかにいるパンチも無いのに自分でハードパンチャーや!と吹きまくる輩と違ってガッチリとした基礎の上にパワーもある所です。本当に、コブラと青大将位違います。(笑)前回の試合、距離や試合のペースはカツナリでした。ジョイの打ち終わりに絶妙のタイミングでステップインした所に左のショートを合わされた場面など、とても狙って打てるタイミングでは無いと思います。2打3打と打ってそれを外したボクサーが何処に居るかをイメージしてシャドーや練習を繰り返していると確信させる様なナチュラルなタイミングで合わされた感じです。もし、あれを崩すのなら荒々しくてスピードと威力のあるパワーパンチが不可欠です。軌道は読みにくい軌道でタイミングをずらして・・カツナリに殺気が増して来てます。今週が実質のラストウィーク 全てが厳しいですが倒すことに全てを賭けて過ごしたいと思います。
2012年03月16日
どちらにとって得やったのか?ドキュメント
明日、土曜日 関西圏がPM4時から関東圏はPM13時50分 テレビ大阪 テレビ東京系でドキュメントを放映されます。あまり知られる事のない道程を映像として残して頂き紹介して頂ける事に対し関係者されたすべての皆様に感謝しこの試合をものにするエネルギーにしたいと思います。
後、国内で残された調整の時間は10日間。再三にわたり延期されたこの試合どちらにとって有利なのか?考えてもしゃーない事ながら(笑)与えられた時間は、平等なんやからどう考えどう過ごしたか?やろうね。そら正直、人間やから落胆も集中力やモチベーションも影響が無いと云えば嘘になる。王者ジョイにとっても、南アの民族的に抱える問題が根底にあるとは云え条件は同じだったと思うし彼が状況を理解できる立場にあったとしてもファイターはリングに上がってなんぼ・・。この一年以上お互いに試合をせずこの試合で再び激突します。ジョイの性格やボクシングを見ると戦略的で緻密やし技術もしっかりしているのでコンディショニングで失敗は極めて考えにくいしそんな事を期待しているようであればこの試合は100%失います。お互い前回闘った時間僅か9分弱で感じた事をどう生かすのか?それがすべてだと思います。あの時、正直に今までの相手で最強であることを確信しました。正直3Rまでのポイントは失っていましたが手応えを感じ始めていた事も事実です。距離とペースはカツナリに傾きつつあった続きは今月30日、ヨハネスブルクから王者の地元イーストロンドンで決着をつけたいと思います。課題は、怪我をしたくないでもその気持ちを頭の隅で考えながら戦える程甘い相手じゃない。サウスポーの右フック特にボディーとオーソドックスの左ボディーと右フック、頭の動く方向が同じなんですよね・・。いい試合になるのは必至なので衝突は避けたいです。不安でもありわくわくもする日々を過ごしたいと思います。
後、国内で残された調整の時間は10日間。再三にわたり延期されたこの試合どちらにとって有利なのか?考えてもしゃーない事ながら(笑)与えられた時間は、平等なんやからどう考えどう過ごしたか?やろうね。そら正直、人間やから落胆も集中力やモチベーションも影響が無いと云えば嘘になる。王者ジョイにとっても、南アの民族的に抱える問題が根底にあるとは云え条件は同じだったと思うし彼が状況を理解できる立場にあったとしてもファイターはリングに上がってなんぼ・・。この一年以上お互いに試合をせずこの試合で再び激突します。ジョイの性格やボクシングを見ると戦略的で緻密やし技術もしっかりしているのでコンディショニングで失敗は極めて考えにくいしそんな事を期待しているようであればこの試合は100%失います。お互い前回闘った時間僅か9分弱で感じた事をどう生かすのか?それがすべてだと思います。あの時、正直に今までの相手で最強であることを確信しました。正直3Rまでのポイントは失っていましたが手応えを感じ始めていた事も事実です。距離とペースはカツナリに傾きつつあった続きは今月30日、ヨハネスブルクから王者の地元イーストロンドンで決着をつけたいと思います。課題は、怪我をしたくないでもその気持ちを頭の隅で考えながら戦える程甘い相手じゃない。サウスポーの右フック特にボディーとオーソドックスの左ボディーと右フック、頭の動く方向が同じなんですよね・・。いい試合になるのは必至なので衝突は避けたいです。不安でもありわくわくもする日々を過ごしたいと思います。
2012年03月13日
スパー又スパー
世界戦まで後、2週間余り。今回は、今までの世界戦で最多回数のスパーを重ねています。理由は2つ ペース配分と減量の為。本来、スパーリングは余り多くはしないと云う方針です。理由は、怪我や疲労の蓄積、第一あんまり体に良さそうやないしね(笑)今回は積極的にやっています。長期間の試合間隔のお蔭で悩まされ続けた目の上の傷が大分言えてきている事や帆と元来のディフェンス技術もさることながら更に危険なパンチを食う事が減ってきています。減量の中で高い集中力を保ち運動量もあるスパーで一気に体重を削ろうと考えています。上手くいっていると思います。何よりもパンチ力やスピードが減量の影響を受けていない事が大きいです。筋量の増加で基礎代謝も上がっているのでエエ感じですね。しかし、国内の試合と違い長時間のフライトや時差の関係等、余分な所に神経を使う分 早めに落として少し食べれる環境で出国したいですね。贅沢は云えないので左右を問わず実践勘を養うようにしています。兎に角、怪我と背中合わせ・・あと暫く乗り切ります。今日、長年お世話になった天神橋のうどん屋さん こまいちのマスターの葬儀がありました。昨年、永年の店を閉店されたのですが闘病の末、先日他界されました。昨秋、お会いしたのが最後となりましたがタイトルを獲って恩返しをしたいと思います。



